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語彙力が低下の一途を辿っていたので記録も込めてはじめました。

感情が欠落しているという話

私は動物を可愛いと思うことができない。

 

嫌いじゃないし、嫌悪感もないけど、なんとも感情が湧かないのだ。

 

その他にも、他人に対する興味があまりないし、キャラクターものとかは苦手だ。

リラックマが大好きな人は多いけど一度も可愛いと思ったことがない。

 

このことは長年の悩みの1つである。

周りが可愛いね〜〜って写真やグッズを集めたりしているのを理解できないまま大人になってしまった。

私だけ可愛いという感情が欠落しているのだと感じた。

 

これには理由があるだろう。

まず動物やキャラクターものを可愛いと感じる時、人間はその対象が持つ母性をくすぐるものに反応しているらしい。例えばまん丸な目や身体のフォルムなどだ。 私は今の段階で母性があんまりないらしい。

ただこの母性は人間に本来備わっているはずのものなので、なんとかなるらしいのだ。というのも、動物や人間と触れ合うことでそれは溢れてくるものらしく、幼少期からことごとく動物とも人間ともスキンシップをしてこなかった私はなんとなく納得した。

 

犬に追いかけられてから動物には触れてこなかったし、大した恋愛もしてないのであんまり他人と触れ合うこともなかった。母親の手を引くのも小学校中学年くらいになるとやめてしまった。

 

そういう人間らしい行動を避けていた私にまだ母性が完全に備わっていないのは言えてる話なのだ。

 

この間赤ちゃんを抱くことがあった。初めて赤ちゃんというものを抱っこしたし、なんなら赤ちゃんにちゃんと触れるのはそれが初めてだった私。なんだか母性というものが少しわかった気がした。初めて赤ちゃんをちゃんと可愛いと思った。

 

あー、そういうことだったのか。

私にはスキンシップが大いに足りていなかったのだ。

触れ合えばちゃぁんと可愛い気持ちが出てきたではないか。

 

今まで触りたがりの友人の気持ちがわからなかった。キャラクター大好きな姉の気持ちがわからなかった。

その人たちはちゃんと愛情を感じて生きてきたのだ。

 

でもここからなんとかなるかもしれない。

もう少し人と動物と触れ合ってみようと思えた。